自分はイビキをかいているのだろうか。
誰かに迷惑をかけてしまっていないか。気になりませんか?
旦那のいびきがうるさくて眠れない!なんとかならないの?
イビキは自分ではなかなか気が付きにくいので軽く考えがちですが
実は「睡眠時無呼吸症候群」の症状のひとつだったりするようです。
「イビキを改善したい」ポイントをまとめていきたいと思います。
目次
「イビキ」はどういった原因で起こるのか
イビキは、睡眠中に舌の根本あたりが垂れ下がることなどで気道が狭くなり起こります。
吸った空気が鼻腔から咽頭⇒喉頭へと進み、気道を通る際の抵抗により空気音(振動音)がします。これが「イビキ」です。
【気道を狭くする要因】
- 肥満・・・のどの周りの脂肪が気道を狭めてしまう
- 筋肉量の低下・・・舌を支える筋肉が弱いと舌の重みで気道が狭まる
- 鼻づまり・・・口呼吸をすると空気抵抗が大きく気道が狭くなりがち
- アゴが小さい・・・アゴが小さいと気道側に余裕がなく舌が垂れ下がりやすい
- 枕が高い・・・アゴが引けた態勢では気道が圧迫され狭くなる
- 寝る前のアルコール摂取・・・鼻の粘膜が充血・肥大し、呼吸がしにくくなる
上記以外の要因もありますが、これら複数の要因が重なるとイビキはさらに大きな音となります。
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今夜からできるイビキ対策
- ダイエット・・・首回りをスッキリさせることで呼吸がしやすくなる
- 横向きで寝る・・・仰向けに比べ気道が圧迫されにくく呼吸しやすい
- 鼻の通り改善グッズを使う・・・鼻腔を適性な形に整えるブリーズライトなど
- 枕を低いものに変える・・・過度な気道の圧迫を軽減できる
- 寝酒をやめる・・・過剰な筋弛緩作用を抑える
- 寝室の環境改善・・・朝晩の寒暖差を緩くすることで睡眠中の体内環境を安定させる
どうでしょうか。
イビキの原因はたくさんありますが、ちょっとした対策での改善も期待できるんですね。
イビキの対策はイビキを抑えるだけでなく良質な睡眠のもとになるものばかりですので、早速今夜から対策をしてみましょう^^
怖!イビキは「睡眠時無呼吸症候群」の初期症状!?
睡眠中、人の筋肉は緩んでいます。様々な要因で過度に気道を圧迫された状態で呼吸することでイビキとなりますが、この状態が悪化するとついには呼吸が止まってしまいます。
そうです。睡眠時無呼吸症候群の代表的な初期症状にイビキと言えるのです。
眠っている間に10秒以上呼吸が止まる「無呼吸」の状態が、1時間に5回以上起こる場合は【睡眠時無呼吸症候群(SAS)】です。
呼吸が止まると酸素不足に陥ります。すると、心臓や血管などに負担が掛かり息苦しくて夜中に何度も目が覚める。結果、睡眠の質が著しく下がり睡眠不足と免疫力の低下を招きます。
メタボな人は睡眠時無呼吸症候群発症のリスクが高まる
メタボ(メタボリックシンドローム)な人の場合、より発症リスクが高まります。
肥満が特徴のメタボは余分な脂肪で過度に気道を圧迫してしまいます…。
積極的に運動や食事内容の改善で余分な脂肪を撃退しましょう!
「現代人はアゴが小さい」これも注意
食文化などが時代の流れで変化していく中で、日本人の顔の形にも変化があります。
「アゴが小さい」これはスマートな顔立ちとして好印象を受ける方が多い一方でイビキなどの睡眠障害の要因にもなります。
アゴが小さいと気道側に舌が近くなるため、気道が圧迫されやすくなります。顔や舌、首などを動かす運動を取り入れることで周辺の筋肉を鍛え、舌の下がり過ぎをなくし気道が確保され、適切な呼吸が得られます。
気になる場合は病院を受診しよう
しっかりイビキ対策することをまずはやるべきですが、たとえ無呼吸の症状が無くても「家族にしょっちゅうイビキを指摘される」「熟睡感が得られていない」「日中とても眠くなることが多い」などといった人は耳鼻咽喉科など病院で相談してみましょう。
再度申し上げますが、イビキは睡眠時無呼吸症候群につながる初期症状の場合もあります。
※受診するときには出来れば、「どんなイビキをしているか」「普段の生活習慣」などの情報をお医者さんに伝えましょう。
たかがイビキ、されどイビキ。
イビキを改善・予防して、快眠生活を手に入れましょう^^