以前の記事では、「白湯を飲んでカラダを温めてから寝ると心地良いスムーズな眠りが得られます」とご案内させて頂きました。
寝る前の水分補給にはカラダを温める以外にも重要な役割があるようです…。
そこで今回は「水分不足によるリスク」「寝る前に水分補給する際のポイント」や「水や白湯以外におススメの飲み物」について考察していきたいと思います!
目次
就寝前の水分補給は必須項目!
人間は睡眠中になんとコップ1杯、熱帯夜の暑苦しい夜には2杯以上もの汗をかきます。
成人のカラダの約60%は水で出来ているとは良く聞きます。水は人間にとって欠かすことのできないものです。
睡眠中の水分不足を補うために必ず寝る前には水分補給を行いましょう。
睡眠時の水分不足によるリスク
なにも運動をしていなくても、呼吸しているだけでも水分はカラダの外に出ていくし、じっとしていても体温調節のために皮膚から汗が出ています。
水分が不足すると・・・
- 脳梗塞
- 心筋梗塞 ・・・などなどのリスクが
ちょっと大げさに感じるかもしれませんが、怖いですね…。
水分不足で血液ドロドロ⇒重大なリスク発生 とならないように注意しましょう。
眠りに不安がある?それなら「リラクミン」
寝る前にコップ一杯飲む 枕元にも置いておこう
まずは眠る前にコップ1杯の水分を摂りましょう。※暑い夜は多めに
また、中高年になるとトイレで夜起きることが多くなってきますね。その様な方の場合、さらに枕元にお水を用意しておいてください。夜中トイレの為に起きたら、ひと口でも良いのでお水を飲みましょう。
「トイレが近くなるからやだなぁ」と思うかもしれませんが、ぜひ実践してみてください。
※塩分やカフェイン・アルコールなど利尿作用のあるものの摂取量を極力控えることで夜中のトイレ回数を減らすことにつながります。
また、お酒を飲むことも利尿作用が強く働き、飲んだお酒以上の水分を尿で排出します。
(居酒屋さんで途中トイレにたつとその後立て続けに尿意をもよおす…そんな経験ありませんか^^?)ですのでお酒を召し上がる日も同様に水分補給に気を配りましょう。
お水は寝る直前に飲んでも遅い
上述したように、リスク回避のためにも寝る前の水分補給が大事です。
ですが、ベッドに入る直前にのんでも効果があまりあがりません。
寝る2時間前に飲もう
では、いつ飲むの!?今でsh…コホン(-_-;)
眠る2時間くらい前に飲むと良いです。なぜか・・・?
カラダが活発に動いていて胃腸の動きも活発な状態で、水分の吸収がスムーズになるためです。睡眠中は胃腸もお休みモードですからね。
ともあれ水分補給は大切です。特に高齢になってきますとノドの渇きに気づきにくくなる場合も多いため、寝る2時間前だけではなく、決まった時間に水分をとるなどルーティンにしても良いですよね。
ついでに朝起きた時もコップ一杯
朝起きたときにお水を1杯飲むことも、脳梗塞などの重大なリスクの予防につながります。
また、交感神経を活発にするサポートになりますので、脳を活性化させ、寝ぼけたカラダを早く起こしてくれます。また、朝食前に胃腸を潤すことはスムーズな消化を助けます。
お水以外で寝る前に飲んでOK!なものって?
白湯を寝る前に飲むとスムーズな眠りをサポートします。
「でも、味気ない…。今夜は何か違うものがいいな」
では、いくつかご紹介しますね。
◆温かい牛乳◆
牛乳が持つ「カルシウム」はイライラする気持ちを鎮めてくれる働きがあります。
また、安眠成分である「メラトニン」も含んでいます。
《ワンポイント》
ホットミルクとバナナを一緒に摂るとおいしいだけでなく、バナナに含まれるアミノ酸「トリプトファン」がセロトニンの生成を助け、睡眠の質が向上します。
◆ハーブティー◆
ノンカフェインのハーブティーもおススメです。
ハーブにはカラダをリラックスさせる効果があります。
私の最近のおススメは「オレンジブロッサム」です。発汗効果や鎮静作用にも優れ、リラックスした睡眠に期待できます。柑橘系の感じもホッとします^^おいしい。
《ワンポイント》
ちょっと甘みが欲しい時には「はちみつ」をひとサジ入れてみましょう。
はちみつは不眠を改善させるしてと昔から親しまれています。
良い眠りのために賢く・楽しく、水分補給を行っていきましょう!