眠る前には水分を摂るとよいです。別の記事でも「白湯を飲むとカラダが温まって良い眠りが得られる」とお伝えしました。
睡眠中、ヒトはコップ1杯~2杯程度の汗をかきます。
そう、カラダの中の水分が減った状態では血中濃度が上がってしまい、血液ドロドロに・・・
水分を補給してからねないと最悪は「脳梗塞」や「心疾患」のリスクも伴います。
寝つきを良くするためにとか、睡眠薬の代わりとしてとか・・・寝酒をしている方も多いと思います。
本当にお酒は眠りに良いのでしょうか?
まあ、飲みすぎは良くないと容易に想像できますが^^
お酒と睡眠は上手な付き合い方ができるのでしょうか。
目次
寝る直前のアルコールは「 NG 」
少量でも寝る直前のアルコールは睡眠の妨げになってしまいます。
アルコールを摂取することで鎮静効果が発揮されますので、確かに寝つきは良くなる場合もあります。一方でカラダはアルコールを分解するために一生懸命働いてしまうの為、すぐに眠りに入ったとしても、その後ノンレム睡眠(深い眠り)への移行の妨げとなり熟睡しにくくなります。
また、睡眠薬の代わりということであれば、懸念されるのは「入眠のために必要なアルコールの摂取量が増えてしまう」とこです。
寝酒にカラダが慣れてきますので、いつもの量では眠りにつけず徐々に摂取量が増える。
これでアルコール依存症にでもなればまさに本末転倒です。
もしすでに寝酒が日常化しているなんていう場合は、毎日少しづつ飲む量を減らしていきましょう。最終的には「寝る直前の飲酒」はしないようになりたいです。
眠りに不安がある?それなら「リラクミン」
寝酒が及ぼす睡眠への弊害
睡眠薬の代わりにとアルコールを摂取していると次のような弊害がでる場合があります。
- 夜中におしっこで何度も起きてしまう
- のどが渇いてしまい起きてしまう
- 日々摂取量が増えてしまう
- 体温が上がることにより脳が覚醒し、起きてしまう
良い睡眠には正しい体温や正常な脳の状態であることが必要ですので、アルコールを摂取することで様々なバランスを崩してしまい睡眠の周期に悪影響を及ぼします。
【では お酒は寝る何時間前まで飲んでいいの?】
「酒は百薬の長」とも言われます。適度な摂取はストレス解消にもなりますので無理に禁酒することはないです。そんなこと私はできません(汗^^)
晩酌は良いでしょう。夕食時くらいまではお酒を楽しみましょう!
理想は寝る時間の3時間前まで・・・適量のアルコールを摂取した場合は3~4時間ほどで大方のアルコール成分が分解されるため睡眠の妨げになりません。
もちろん飲みすぎはダメです(ハイ。気を付けます…)
一般的に適量は1合前後とされています。自分にあった摂取量を守りましょう。
夜遅くの飲酒時は食事や水分補給に気を付ける
ですが、仕事の付き合いなどでどうしても深酒になってしまう時もあるでしょう。
そんな時は、食事や水分補給に気を配りましょう。
いきなりアルコールを摂取するのはカラダに良くありません。
アルコールの急激な吸収を抑えるために、できる限りバランスの取れた食事をしてから飲酒することを心がけたいです。腹持ちしやすいもの(燃焼に時間がかかるもの)がベストです。
食事が難しい場合にはコンビニでも手に入る「ウコンドリンク」で肝機能をUPさせておくのがおススメ。胆汁の分泌を促進し、肝臓全体の解毒作用を高める効果が期待できます。
ともかくお腹が空っぽの状態でいきなり飲酒!というのはやめておきましょう。
また、飲酒中の食事にもアルコールを上手に吸収できるもの、分解を手助けしてくれるものがたくさんあります。「牛乳を飲むと胃に膜ができるからお酒吸収が穏やかになって酔いにくい」とか「肉や魚のたんぱく質は代謝を上げる働きをするから良い」などと良く聞くと思います。
確かにその通りなんです。ただ、どんなおつまみが良いのかあまり細かく悩んでも楽しくいですよね。野菜にも肉にもよいそれぞれ良い働きがありますので、まずは食べながらお酒も楽しむこれが鉄則ですね。ですがもちろん食べすぎは注意ですよ^^
あとは、お酒とお水を交互に飲むことも良いそうです。
脱水症状を避ける効果があるのと、単純に飲酒量を抑えられるということがあります。