カフェインの覚醒時間はどのくらい?睡眠とカフェインとテアニン




別の記事で「白湯を飲むスムーズに眠りに落ちやすい」「寝酒は睡眠に弊害がでる」と紹介しました。今回はコーヒーなどカフェインについて考えてみたいと思います。

・・・ま、お察しの通り「夜の睡眠にカフェイン摂取は悪影響」なのですが(-_-;)

考え方、摂り方次第で上手に付き合うこともできそうです。

目次

就寝前にコーヒーを飲むのはなぜ悪影響なのか

はじめにもお伝えしましたが、カフェインの摂取は夜の睡眠にはよろしくありません。

ご存知の通り、カフェインには覚醒作用があるからです。

カフェインは脳を興奮させ、目を覚まさせる「刺激物質」なのです。

しかもその効果は長く続きます。カフェインを摂取してから20分前後で覚醒作用が働き、その覚醒作用は5時間以上続くとも言われています。

※若い人でも3時間程度は続きます。

ですので、カフェインの多く入った飲食物を夜に摂取するのは良質な睡眠の妨げになるという結論にすぐ行きついてしまいました…。

コーヒーや紅茶が好きな人はとても多いですが、意外と睡眠に悪影響が出ることや覚醒作用がこんなに長時間続くとは知らない人も多いのが現状です。

最近「寝つきが悪い」とか「寝てもあまり疲れが取れない」と感じている方は、午後のカフェインの摂取量を少し控えてみてはいかがでしょうか。

眠りに不安がある?それなら「リラクミン」

カフェインの含まれる飲食物「上手な付き合い方」

カフェインの含まれる主な飲みもの

  • 玉露(150㎖当たりカフェイン120㎎前後含有)
  • コーヒー(150㎖当たり110㎎前後)
  • 紅茶(150㎖当たり90㎎前後)
  • 煎茶(150㎖当たり20㎎前後)
  • コーラ(150㎖当たり15㎎前後)

※含有量は目安です。濃さや種類により変動します。

玉露はコーヒーよりもカフェイン含有率が多いんですね!

そのほかにも、ウーロン茶・番茶・ココア・滋養強壮ドリンク・チョコレートなどなどカフェインの含まれる飲食物は多岐に渡ります。

昼寝前にカフェインを摂りましょう

昼寝の効果的な睡眠時間は20~30分程度です。

それ以上眠ると深い眠りに入っていくため、短い昼寝が頭をスッキリさせるには最適なのです。

そこでなぜカフェインをとるのかというと・・・

前述したように、カフェインの覚醒作用は摂取後20~30分です。

そうです。昼寝から起きるくらいのタイミングでカフェインにより脳の覚醒をサポートしてくれるんです。

明日からのお昼寝に取り入れてみてはいかがでしょうか^^

どうしてものときはカフェオレならOK

温かい牛乳には眠りをサポートする働きがあります。

寝る前にコーヒーを楽しみたいときにはたっぷりの牛乳と混ぜて召し上がってはどうでしょう。牛乳には心地よい眠りに誘ってくれる「メラトニン」も含まれますのでおススメです。

実は煎茶は眠りに良い一面がある「テアニン」

緑茶を飲んで寝ることで、寝つきと寝起きが良くなるという実験結果があるようです。

これは、緑茶のうまみ成分の「テアニン」の効果によるものです。

しかしもちろん緑茶にはカフェインが含まれますので人によってはやはり寝つきが悪くなる方がもちろんいるでしょう。自分のカラダとカフェインの相性を考えてお試しされるのはアリですね。

最近では「テアニン」だけを抽出したサプリメントもありますのでおススメです。

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